褒めるときに気をつけていること

伊予市、松前町にお住まいのみなさま。こんにちは、学習塾 寛学舎です。

授業をしているなかで、塾生さんを褒めるときに気をつけていることをお伝えできればと思います。

それは

 

1.「結果だけを評価していないか」

2.「頑張ったところ、ごまかしているところを観察できているか」

3.「頑張る前の状態と頑張った後の変化を具体的に把握できているか」

 

褒めるときの最悪の失敗例は、「宿題で、問題の答えを写して丸をつけているのに、褒める」

これを続けてしまうと、「チョロい、ごまかせる」という間違った成功体験を重ねてしまい、悪い習慣になってしまいます。

 

こういった習慣を修正するためには、会話、対話、現状分析、約束、進捗管理、フィードバック、叱る、褒める……など大きな

労力を必要とします。そして、そこまで労力をかけても、私の力及ばず、お役に立てなかった方もいらっしゃいます。

(上の例の場合、怪しいと感じたら、「できてるね。この問題大切やから、もう一回この問題解いて、解き方教えて」と普通の声で聞いて、状況を確認したりします。その後の対応は状況によって変わります。)

「褒める」という行為は大切で必要です。ただ、やり方によっては薬にも毒にもなってしまいます。

 

そして、褒めるときも

何かしらの課題に対して頑張りや行動があれば、結果が出てなくても、本気で励まして、褒めて、次につなげます。

頑張りが結果に結びつけば、本人以上に喜んで、褒めます。

褒めるときは、言葉を伝えるのではなく、感情を伝える感覚を大切にしています。

 

一度お試し頂ければ幸いです。

ありがとうございました。